あなたの身体は、いま、どこにありますか?
方条遼雨(古武術)と三陸駒舎(ホースセラピー)による、
身体の機嫌を整える3日間。
自身の内面的な所作やエネルギーの微細な動きが、
馬の行動として即座に可視化される体験。
言葉を過信せず、身体を整え、他者との調和する。
次回の開催
決まった正解を教わるのではなく、
馬との応答を通じて、
自らの身体感覚を再起動させる3日間。
3つの対話〜古武術と馬と場が交わる
本合宿は、古武術、馬、そして三陸の場という3つの要素を「対話」の軸とし、自身の身体と他者との関係性を再構築するプロセスです。
① 身体との対話 ── 内部感覚の微細化と「脱力」

自分がどうやったかを意識して、そしたら相手が動いた
とりちゃん(2025春、秋参加)
無意識の「力み」を照射する: 二人一組でのワークを通じ、日常に潜む不要な緊張を物理的に可視化する。
「プロセス」へのフォーカス: 相手をどう動かすかという結果ではなく、自分の肘や手の動き、どこを意識しているかというプロセスを観察する。
解除による調和: 頑張って力を出すのではなく、不要な力を抜く(脱力する)ことで、身体本来の強靭さと他者との連動性を引き出す。
② 馬との対話 ── 非言語応答による「自己の照射」
外見だけではなくって、内側を見ている目を持っている
ちいさん(2025秋参加)
ミラーニューロンによる共鳴: 馬は相対する人間の内面的な状態を敏感に察知し、即座に応答する。
中動態の体験: 「させる/させられる」という二項対立を超え、馬とのあわいに自然と「する(ある)」が生まれる状態を探求する。
エネルギーの表出: 言葉を介さない領域で「あなたは何者か」を問われ続けることで、自身のエネルギーの純度が浮き彫りになる。

③ 場との対話 ── 群れの力学と「共生」のリアリティ

誰かがリーダーシップを取るわけでもなく、それぞれがやれることをやって、この3日間が成り立ってた
合宿世話人・えりかさん
曲り家での一体感: 築百年の「曲り家(まがりや)」で、馬と同じ屋根の下、あらゆる命と同じリズムを刻む。
流動的なリーダーシップ: リーダーを固定せず、その瞬間に必要な能力を持つ者が自然と役割を果たす「馬の群れ」のような集団運営を体験する。
生命のリズムへの参画: 「馬が先、人間は後」という秩序に従い、命の優先順位に基づいた時間の流れを取り戻す。
参加者の声〜言葉になりにくいことほど、ここに残る

非言語の応答
「ちょっとした所作の違いが、馬にこんなふうに伝わるんだ——自分でやってみて初めてわかった」
ちいさん(2025秋参加)
自己の照射
「馬から瞬間瞬間、『あなたは何者?』と問われつづけた3日間だった」
吉満明子(センジュ出版、2024秋、2025春・秋参加)


群れのリアリティ
「ハプニングが起きても誰も慌てない。わかっている人にさっとパスが渡って、淡々と的確に進んでいく」
おけいさん(2024秋)
生命のリズム
「衣食住を共にするって、こんなに面白い経験なんだと思った」
とりちゃん(東京・会社員、2025春・秋参加)

プログラムの流れ〜身体の解除から調和へ
本合宿は、3日間を通して「身体を緩め、馬と響き合い、群れに溶ける」プロセスを辿ります。決まった正解を教わるのではなく、環境と他者(馬)との応答を通じて、自らの身体感覚を再起動させます。
- Day 1境界の融解 ── 「群れ」への参画

ゲスト(外来者)から、生命の循環の一部へ
築百年の「曲り家」という特異な空間に身を置き、人間・馬・犬・猫が同じリズムで過ごす「群れ」の感覚を起動させます。
- Day 2身体の再起動 ── 鏡としての応答

非言語応答による「自己の照射」
身体ワークと馬とのセッションを交互に反復することで、自身の微細なエネルギーの揺らぎが他者(馬)にどう影響するかを即時的に検証します。
- Day 3調和の実装 ── 日常への「出口」

統合された身体による完全な調和
緩みきった身体で馬の躍動をダイレクトに受け止め、日常の「ありきたり」を更新するための具体的なヒント(裂け目)を携えて戻ります。
講師プロフィール

講師:方条 遼雨(ほうじょう りょうう)
- 武術研究家・甲野善紀氏に師事。
- 「身体の機嫌を整える」をテーマに、古武術の知恵を現代の日常生活や表現活動、介護、教育などの分野へ応用するワークショップを全国で展開。
- 本合宿では、自身の「力み」を照射し、最小限の力で動くための身体操作を担います。
講師:黍原 豊(きびはら ゆたか)
- 2013年に釜石市へ移住し、震災復興支援を経て2015年に三陸駒舎を設立。
- ホースセラピーや環境教育を通じ、馬を中心とした持続可能な暮らしのモデルを提唱。
- 本合宿では、馬の群れの力学をベースとしたワークデザインと、参加者の変容を支える場のホールドを担います。











